ロパッコンの輪ゴムのおっちゃん
I love dialect…especially, the Kansai dialect. In translating The Rubber Band King of Lopatcong, I had this urge to make the dialogue between Jimmy, Frank, and the kids, all in “my” language—the way my family, my friends, my colleagues and I speak in daily life. So, I crafted this version for fun just to humor myself. And, by the way, have you read the original yet? Or the one in Japanese? You can read them both, and listen to the English reading using the links below.
The Rubber Band King of Lopatcong by Doc Kane
Here’s a little bit from the beginning of the story where Jimmy and Frank are having a friendly chat. Anyone out there wish to create a version of this same passage in your own dialect?!
「おはようさん、ジミー」
「おはようさん、フランク」
「ヤンキースどうや。見た?五回んとこでマンソンの当てたえらいすごいヒット。めっちゃすごいな。ほんでレジー。あの男はほんま向かうとこ敵なしやで。昨日の晩の試合、シカゴ・ホワイトソックスのぼんくらはヤンキースにまったくかなわんかったな」
「ほんま」
「今月のヤンキースの調子のよさは信じられんな。去年のあのアホみたいなすごさには及ばんけどな、でもな」
「ぜんぶマンソンのおかげや。あれがチームをうまくまとめてんねん。ワールドシリーズで勝ちにもってったんはえらいもんやけど、チームまとめて選手の士気を高めてくんはもっと大変なことや。あいつはえらい男や。キャプテンとして文句あらへん」
「間違いない。ああそうや、ピーバーグのおまんの受け持ってる経路はどうや?あそこらでは家がぽんぽん建ち始めてんな。そのうち学校も建つう話やろ?ニュージャージーから来るもんでここらは確実に勢いづいてるなあ」
「ほやな」
「ほれがええんか悪いんか分からんけど」
「でも子供らはええもんやな」
「あのマクギー農家近くの子供らのこと言うてんの?」
「うん、あの子らいつでも駆けずり回って遊んでるやろ。ちゃり走らせたりいくつも庭またいでフットボールしよったり。新しいタイプの活気が見れんのはええことや。ここ十一年わしらにとってずうと同じやったこの町の光景とまったく違て」
「せやな。クリスマスのチップはどおやった」
「ぼちぼちや。多かろうが少なかろうが気にせえへん。ここの静かで平和なのがええんや」
「わかるわ。せやジミー、なあ俺と嫁はんと一緒にニックスかどこかのピザ食いに行かへんか。久しぶりに」
「ふん、せやな。でもごめんあかんわ最近ほんま疲れててな。自分とこのルート見直したりせなあかへんやろ」
「ジミー。今あっこらには家二十軒くらいしかないし、もう十年もあそこのピーバーグ経路担当してるやないか。何抜かしとんねん」
「フランク、分かるやろ。悪いわもう行かんと」
「オーケー、ジミー。あかんぞでもピザはお前を待ってんで。分かってるやろ。二週間だけ待ったるわ。それ以上はないで」
ジミーは郵便局の入り口を出て歩き出す。
「二週間や。ほやないとおまんとこに散髪屋のトニー送り込んでその髪切らせんで。今は六十年代ちゃいまっせ、ジミーちゃん。お前もええおっさんや。その年でその髪型はいけてえへんで」